今回ご紹介するのは、築60年の一戸建てをリフォームされたNさま邸。施主さまのご両親の家でしたが、長く空き家になっており、草取りや風を通すなどの管理を負担に感じておられました。そんな時に娘さんのご結婚が決まり、空き家対策と、思い出のある家の再生娘さんご夫婦の新居確保と、一挙三得のリフォーム計画が進むことになりました。

■ 柱の位置に合わせたワイドキッチンに

1階は和室のみ残して、ワンフロアのLDKにすることと、キッチンを対面にすることをご希望。増改築を繰り返した古い家だったため、解体してみないと構造上取れない柱が何本か残るかもしれないことをご説明。梁を追加して補強を施した上で、最終的に2本の柱が残ることになりました。

そのうちの1本の柱キッチン。「中途半端な場所に柱だけ残ると邪魔になるので、柱の位置までのキッチンにしませんか」との担当の山口さんからの提案を受け入れ、2700mmのワイドキッチンを採用。柱の横にあった納戸を半分の大きさのパントリーにして、通路を確保しました。

〈柱の位置に納戸の壁がありましたが、壁を下げて通路を確保したことでキッチンを広く取りました。薄いグリーンのアクセントクロスはコーディネートの羽根さんと相談して決めたもの〉

結果的に2人で立ってもゆとりのある空間になり、とても満足しているそうです。

〈2人で仲良くキッチンに立たれることも〉

■ 丸く加工したリビングの柱がお気に入りに

もう1本の柱は、リビングとダイニングの間。こちらは、丸く加工してクロスを貼ることを提案。邪魔に感じるかもしれないと思っていたけれど、暮らしてみると通り掛かる度に手をかけていたり、会話しながらもたれていたり、家のアクセントとして、とても愛おしい存在になっているそうです。

■ ウィリアム・モリスなど、クロス選びも楽しんで

間取りが確定した後、楽しんだのは、クロスや床などのインテリア選び。全体的には少し北欧風の雰囲気を取り入れたいと考え、コーディネーターの羽根さんとも相談し、明るめの木目のフローリングと、薄いグレーのクロスをベースにしました。

〈薄いグレーのクロスに白い巾木は、すっきりとしてお手本にしたいスタイル〉

悩んだのが、LDKに入って正面に目に入る階段部分。2階増築時に造ったと思われる時代を感じさせる重厚なデザインの階段を一時は架け替えることも検討。しかしご祖父母の思いを語り継ぐシンボルでもあるので、残そうかという決断に山口さんも羽根さんも賛同。

新しい家の雰囲気にも合いながら、LDKのポイントとなるようなクロス使いを皆で考え、グリーンのウィリアム・モリスのクロスを選びました。

〈ソファにはモリスの生地でカバーを縫ったクッションも〉

受け継いだ家を愛おしみながら、素敵な新生活を始めたお2人。古い家の面影を新しい家に調和させる工夫も、リフォームならではの味わいと言えますね。


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N様邸は、トータテリフォームセンターHP内の「お客様の声」でもご紹介しています。